アオバズクの夏

ホントに今年の暑さはどうかしている。8月31日というのに大阪の予想気温は37度でっせー。もういい加減暑さに疲れ果て、うんざりですね。

通勤で朝夕駅まで10分くらい歩くのですが、途中の空き地に大きなスズカケノキという木があります。6時半に家を出るので、まだそんなに暑くなくて日陰も多いのですが、7月のある日から、朝その木の周りにおじいちゃん、おばさんたちが10人前後集まって、カメラや望遠鏡をのぞいている。それが毎朝なので、ある日何があるんですか?と聞いてみるとアオバズクが巣をつくっているとのこと。確かに教えられた方向に、木の枝にとまったフクロウが見えました。

アオバズクは初夏の青葉のころやってきて繁殖するのだそうです。木のうろにいる卵やかえったあとのひなは見えませんでしたが、皆さんはずっとそこで観察しているのでした。ひながかえると28日で巣立つのだそうです。8月最後の週には観客がだんだん減って、とうとう誰もいなくなりました。アオバズクに暑い夏のささやかな楽しみをいただきました。

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