アトピーの子の衣類の洗剤は特別なものが必要ですか。
そんなことはありません。ただ、洗剤が衣類に残っていると敏感な皮膚にはかゆみをもたらすことがあるのでよくゆすいでください。洗濯機で洗うときには少なめの衣類を多めの水で洗うように設定してみてください。
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当クリニックは大阪府豊中市にある
小児科・アレルギー科の専門医です。
そんなことはありません。ただ、洗剤が衣類に残っていると敏感な皮膚にはかゆみをもたらすことがあるのでよくゆすいでください。洗濯機で洗うときには少なめの衣類を多めの水で洗うように設定してみてください。
塗り薬を塗る期間が短いのかもしれません。最近はTARCといってアトピー性皮膚炎の皮膚の炎症の程度を示す検査があります。これが高い患者さんは、ある程度ステロイドを塗って見かけはきれいになっても、皮膚の中の炎症程度が強く、やめるとまもなくぶりかえします。こういう場合は、あまりあせらずに、ずっと塗り続けて、ゆっくり減らしていく方法が効果的です。毎日朝晩塗って1週間したら、晩だけにして1週間、そのあとは1日おきにして2週間、2日おきにして2週間・・・という具合です。これをプロアクティブ療法といって、湿疹をくりかえす慢性のアトピー性皮膚炎の患者さんに行なっています。専門医にご相談ください。
ステロイドの塗り薬は炎症を抑えていったん皮膚をよくするのですが、それから再び湿疹をおこさないようにするには、モイゼルトやコレクチムのようなステロイドでない塗り薬を塗り続けて、いい皮膚を長期間維持することができます。また、悪化原因を分析して予防することも必要です。もともとアトピー性皮膚炎の患者さんの皮膚は乾燥して過敏なので、保湿剤は気長に塗り続けてください。それから、汗で首や肘や膝を掻いて悪くする場合には、汗拭きやシャワーが必要ですし、ストレスで掻くような子どももいます。赤ちゃんではよだれ、大きな子どもではダニ・ホコリ、ペットなどアレルゲンが悪さをしてないか確認してください。でも、いい皮膚の状態を長く続けると少々の刺激ではわっと悪くならなくなりますよ。
湿疹がひどいときの外遊びはリスクがあります。皮膚は常日頃からきれいな状態を保ってください。砂遊びや汗をかく遊びのあとはシャワーでよく泥や汗を流し、さっぱりさせてから、塗り薬や保湿剤を塗るようにしましょう。
医療法人 創和会 かめさきこども・アレルギークリニックは豊中市(緑地公園駅近く)にある、小児科・アレルギー科の専門医です。
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