ダニ退治にダニアースなどの殺虫剤は使っていいですか。
いいですが、死んだダニの成分やふんがアレルゲンとなりますので、よく掃除機をかけてください。
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当クリニックは大阪府豊中市にある
小児科・アレルギー科の専門医です。
いいですが、死んだダニの成分やふんがアレルゲンとなりますので、よく掃除機をかけてください。
ダニには繁殖する条件があります。たとえば、ダニは隠れる場所、すみかが必要です。じゅうたん、ソファー、ぬいぐるみ、布団などです。なるべくこれらを家の中からなくし、布団は週1回の天日干しと掃除機かけをすると、かなりダニは減ります。また、ダニは温度25℃以上、湿度60%以上で繁殖します。ですから、室内の湿度をいつも50%前後に保っておくのもダニ対策で効果的です。3日に1回は1平方メートルを30秒かけて掃除機をかけるとダニの数が激減するといわれています。
ステロイドはホルモン剤ですから、長期間飲み続けると副作用が出ることもあります。しかし、塗り薬で適切な使い方をすれば、副作用が問題になることはまずありません。蓄積することもありません。ステロイドの塗り薬にもランクがあり、皮膚状態にあったランクの薬をちゃんと使えば1週間でよくなりますから、よくなったらやめて保湿にする、ステロイドのランクをおとす、あるいは塗る回数を減らす、など変えていきます。ランクによって、どのくらい塗ったら副作用が心配、という目安がありますが、患者さんはほとんど塗り足りていないのが現状です。一定期間に使用したステロイド量をチェックすると安心です。塗り方をちゃんと指導する医者、使った薬の量を確認する医者を選んでください。
最近は、ステロイドでない新しいアトピー性皮膚炎の塗り薬が使えるようになりました。モイゼルト、コレクチムといって、作用機序は違いますが、いずれも皮膚の炎症を起こす経路を抑制しますので、かゆみや炎症を抑えます。ステロイドホルモンではないので塗り続けても副作用がなく、いったんよくなった皮膚のいい状態をキープすることができます。
医療法人 創和会 かめさきこども・アレルギークリニックは豊中市(緑地公園駅近く)にある、小児科・アレルギー科の専門医です。
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