喘息の治療にステロイド吸入をもらいましたが、副作用はないのでしょうか。
吸入では気管支部位にのみステロイドが効きますので、全身的な副作用は、通常の治療量ではないとされています。ただ、吸入薬が口の中に残りますので、うがいをしてください。
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小児科・アレルギー科の専門医です。
吸入では気管支部位にのみステロイドが効きますので、全身的な副作用は、通常の治療量ではないとされています。ただ、吸入薬が口の中に残りますので、うがいをしてください。
昔は小児喘息は大きくなったら治るといわれていました。確かに、成長して気管支が太くなるとぜいぜいいいにくくなりますし、体力がつきかぜをひきにくくなると発作も減ります。でも本当に治ったかといわれると難しいところです。最近の研究では、子どもの喘息の6割は思春期になると、寛解といって、発作がない状態になります。でもこの中には発作はなくても呼吸機能が悪く、気道過敏性が高い人がいて、こういうひとは成人してからどこかでまた喘息発作をおこすといわれています。放っておいて大きくなりさえすれば喘息が治るのではなく、発作を起こさないように治療をしておくことが必要です。
ずっと家にいたお子さんが初めて集団生活を始めると、最初の半年くらいはいろんなかぜをもらいます。普通のかぜでは1週間くらいで症状が治まるのですが、いつまでも咳が残るとか、ぜー、とかひゅー、とかいう音が聞こえた場合には軽い喘息の始まりのことがあります。また、かぜをひいてもいないのに、寝ているときに痰の絡んだ咳をするとか、走ると必ず咳をするというのも喘息の兆候です。専門医に相談してください。
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